TVer見た人TVerウォッチャーの縁側です
TVerをこよなく愛する筆者が、独断と偏見で、その日観た番組の感想とおすすめをピックアップして紹介します。
休憩時間にお茶を飲む感覚で、気軽に覗いて、見たい番組の参考にしてください。
ほっと一息のリラックスタイム・休日に、映像コンテンツを楽しみましょう。
2023/11/10(金)のTVer感想&おすすめ番組
2023/11/10(金)にTVerで見た番組の感想を、おすすめ順にお伝えします。
1. ゆりあ先生の赤い糸 第4話 踏み入れた禁断の恋
おすすめ度：★★★★☆
ゆりあ先生の赤い糸は、菅野美穂さん主演のホームヒューマンドラマ。
ある日夫が意識のない寝たきり状態になってしまい、自宅での介護を決心する。すると、夫の彼氏を名乗る青年が現れ、夫の彼女らしき女性も娘2人を連れて現れ、全員でひとつ屋根の下に住み、一緒に介護することになる。
放送前のCMではどんな話かまったく分からなかったが、第1話を見て設定が面白いと思った。
原作は、2023年「手塚治虫文化賞」大賞を受賞した入江喜和さんの漫画だそう。
配役も絶妙で、夫の彼氏役は透明感抜群で繊細な鈴鹿央士さん。
夫の彼女役は数々の賞を獲得している儚げな笑顔の松岡茉優さん。
寝たきりの夫役は、重みと色気のある田中哲司さんだ。
菅野美穂さんの、強気だけどお人よしで憎めない感じや、義母役の三田佳子さんのちょっととぼけた可愛らしい感じ、愛人の長女役 白山乃愛さんの存在感も目を惹く。
さらに夫の主治医役は安心感のある志田未来さんなど、キャスティングが神がかっている。
設定や物語の面白さに加え、配役のベストマッチ感も魅力。
第4話は、いよいよ全員が同居することになる。そして、主人公に恋が訪れる。この展開は予想外だった。
個人的に今期 1~2番目に気に入っている作品で、今後が楽しみ。
2. ブラックファミリア ～新堂家の復讐～ #6 芸能界の闇を暴け
おすすめ度：★★★☆☆
ブラックファミリアは板谷由夏さん主演で、最愛の次女を亡くした家族が、死に追いやった犯人を見つけ真相を暴くため、ある権力者一家に近づく復讐ミステリー。
TVerでは事前CMがかなり頻繁に流れていて、あんまり頻繁なのでどんなものかと思っていたが、何気なく1話を見たら面白かった。
家族がそれぞれ何者かになりすまして、死に関係している疑惑の一家に接近していく。
バレるのではないかというドキドキと、どんな真相が待っているのかという期待感、それぞれの人物の感情など丁寧に描かれており、つい見入ってしまう。
今回は、家族のための復讐が、家族を壊す結果になりそうな気配も漂ってきた。
放送開始が早かったので、もう6話。引き続き楽しみ。
3. パリピ孔明 第7話 英子TV出演決定？企みを阻止せよ！
おすすめ度：★★★☆☆
パリピ孔明は向井理さん主演で、三国志の時代から現代日本に転生(?)した諸葛孔明が、シンガーソングライターを夢見る英子の参謀となって、音楽界の天下を目指す物語。
天才軍師ならではの奇策で、英子の未来を切り開いていく。
毎回、諸葛孔明がどんなユニークな策を講じるのか、気楽に楽しめる作品。
一番の見どころはライブシーンで、劇中のアーティストが楽曲を披露するリアルなライブ感。
初回放送で、女王蜂のアヴちゃん演じるマリアのステージが幻想的で美しかったのが印象的だった。
第7話では、菅原小春さん演じるミアが英子の代役で歌唱し、圧巻のステージを見せた。
諸葛孔明のコスプレにも見慣れてきて、何も思わなくなるから面白い。
こちらもスタートが早く、もう7話。気軽なエンタメ作品として引き続き楽しめそう。
4. オドオド×ハラハラ 第3回 新企画にスタジオ大興奮！
おすすめ度：★★★☆☆
オードリーとハライチMC、佐久間宣行さん演出のチャレンジトークバラエティ。
1回の特番を経て、今期からゴールデン帯でレギュラー放送が始まった。
初回・2回目の企画は、ふわふわしたメニュー名を考案して笠原シェフにオーダーし、即興で作ってもらう「ふわふわ料理店」、絶対言いそうにないセリフを豪華ゲストに言ってもらう「芸能人 言わない一言GP」をメインに、ミステリードラマ風の設定から 五十音順ではじまるセリフで演技する「アドリブでストーリーを作ろう“あいうえお芝居”」などを放送。
「ふわふわ料理店」は、目の前で美味しい料理を作ってもらいながらトークするというスタイルが、ビストロSMAPを彷彿とさせる。
今回は、ボサノバアレンジされた名曲を当てる「チョメチョメ歌謡祭」という新企画。
有名な曲だが、聴いてもまったくわからない。あまりにも正解がわからないのと、ボサノバアレンジが面白く、見て一緒に考えられ楽しかった。
また、大物ゲストの叱られたい所を当てる「クイズ！スターコラコラ」という企画では、石原良純さんをゲストに放送。普段叱られることのないようなゲスト相手に、メンバーがめちゃくちゃにツッコミを入れる。特番では葉加瀬太郎さんがゲストだった。
マネージャーの意見から用意したという正解は、「鬱陶しいから運転中に話しかけんじゃねーよ！」「還暦なんだから大人しくしとけや！」など、言い回しが面白くてピシッと決まる。
5. 櫻井･有吉THE夜会 夜会カジノで今旬俳優たちが大奮闘！
おすすめ度：★★★☆☆
夜会といえば、マンションの部屋にゲストがプレゼントを持って訪ねてきて、おみやげを食べたりワイワイやる「夜会ハウス」という企画が定番だったが、現在はゲストが「難読ナレーション」や「60秒めだかカウント」などチャレンジに挑戦し、できるかできないかをベットする「夜会カジノ」という企画になっている。
お部屋でワイワイの頃はよほど好きなゲストでないと見る気にならなかったが、カジノはそこそこ気になるゲストなら見ようかなという気になる。
なかなか素の姿を見られない役者さんがゲストなのが大きい。
今回は杉野遥亮さんが60秒20本ペットボトルはがし、生瀬勝久さんがジャンボお好み焼き返しなど、6人が6つのチャレンジに挑戦。興味のない部分は少しとばして、倍速再生でサクッと楽しめた。
6. フェルマーの料理 #3 厨房を任せる…!ライバルたちの重圧を跳ねのけろ
おすすめ度：★★☆☆☆
フェルマーの料理は、高橋文哉さん主演で、数学を挫折した主人公が数学の力で天才シェフとなり、若きプロたちと前人未踏の料理の真理に挑む青春ストーリー。
まだ3話で、主人公が数学的思考を料理に活かし、天才的な才能を発揮していることがわかるくらいの段階。
初回放送にあった、料理から楽譜のように数字が飛び出してくる映像は面白味があった。
かなり個人的な嗜好の話になるが、このドラマは少年漫画感が強く、どうも抵抗感がある。
はじめにそう感じたのは、主人公の同級生の女の子の、妙に言葉遣いが荒く男勝りなキャラクターと独特な髪型だ。いわゆる少年漫画によく出てくる幼馴染の女子キャラ感が強くて、おや？となってしまった。また、給仕係のオタク女子みたいなコスプレ感も、少年漫画の女子キャラらしいな～と思ってしまった。
それが悪いとかはないのだろうが、個人的に引っかかる点だった。
ストーリーも特別予想を裏切ることはなさそうで、見どころも今のところ感じられないので、見続けるかどうかは微妙なところ。
