【TVer】2023/11/11の感想&おすすめ|きのう何食べた?・いちばんすきな花・今日からヒットマン ほか

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TVerをこよなく愛する筆者が、独断と偏見で、その日観た番組の感想とおすすめをピックアップして紹介します。
休憩時間にお茶を飲む感覚で、気軽に覗いて、見たい番組の参考にしてください。
ほっと一息のリラックスタイム・休日に、映像コンテンツを楽しみましょう。

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2023/11/11(土)のTVer感想&おすすめ番組

2023/11/11(土)にTVerで見た番組の感想を、おすすめ順にお伝えします。

1. きのう何食べた? season2 第6話「仲良し4人で初詣!特製の黒豆と豚の角煮」

おすすめ度:★★★★☆

きのう何食べた?は、倹約家で料理上手な史朗(西島秀俊さん)と恋人の賢二(内野聖陽さん)が、一緒に美味しいごはんを食べながら、家庭と仕事・季節行事・ライフイベントなど日々の時間を確かに暮らしていく、心もお腹もほっこりのドラマ。
家計のために安い商品を狙って買い物したり、アラフィフだからとカロリーや健康に気を遣ったり、2人の生活には身近で共感できるところが多く、つい惹き込まれてしまう。
何気ない日常の風景を切り取っているようで、ひとつひとつに説得力があって見応えがある、不思議な魅力のドラマ。
普段近しい人と話すような、お金・健康・年齢のことなど、庶民的で共感できるポイントが随所にある。
シーズン2の初回で、史朗さんが「月の食費2万5千円は無理だ、3万円に上げる」と決断したのには、物価高騰の今、ガッチリ心を掴まれた。

第6話は、年越しの瞬間に初詣したいとはしゃぐ賢二に、史朗が「夜更かししたら元旦が潰れるし、風邪でもひいたら正月休み自体が潰れる」と嫌がるシーンから始まる。もう共感できる。

2. いちばんすきな花 第5話 優しいふり…一番最低なのは俺だった

おすすめ度:★★★☆☆

いちばんすきな花は、多部未華子さん・松下洸平さん・今田美桜さん・神尾楓珠さんのクアトロ主演で、「男友達を結婚を機に失ってしまった」「婚約者を友達に奪われた」「友達のつもりがすぐ恋愛と結び付けられてしまう」「みんな友達と思っていたが本音を言える相手は誰もいなかった」、といった4者4様の孤独を感じている4人が集まって居場所を見つける、”友情”とそれを含めた”愛”を考えるストーリー。
「silent」のチームが再集結!という触れ込みで期待度の高かった作品。
個人的にも楽しみにしていて、3話目くらいまでは自然に見ていたが、4~5話ごろから少し違和感が気になってきた。

違和感は、4話の「外見がいいから客寄せパンダに使われる」「友達のつもりが恋愛にされてしまう」などのところからじわじわやって来るが、この回はまだ、容姿のいい人にはいい人なりの悩みや嫌悪感があるんだなと理解できた。
が、5話の「学生時代、優しいふりして”ぼっち”に声をかけていた、ごめん」と、わざわざ仕事を依頼してくれた元”ぼっち”の友人に吐露するところや、イケメン枠で呼ばれていた合コンをドタキャンしたことでバイト仲間に5千円カツアゲされるところは、さすがにないんじゃないかと思ってしまった。
違和感を言いはじめると、そもそも友達がいない・人と本音の関係を持てない・初見の人は得意だけど2回目以降の付き合いが苦手、と言っていた人たちが、ちょくちょく集まって馴れ馴れしく人の家でくつろいでいること自体、変に思う。
それはドラマだからそういうものなんだと思ったけど、やっぱり変ではある。
セリフの言い回しも、ちょっと違和感が強い。
一人だけそういう口調のキャラだったり、重要なところだけこだわってこのセリフ回し、ならいいが、全員が同じ独特の節回しで話されると、異世界に感じる。
リアルを見せるようでいて、理想の世界を描いているのがこのドラマなのかもしれない。
共感できる部分があるかどうかや、世界観に心酔できるかどうかで、満足度は変わってきそう。

また、”クアトロ主演”だからか、毎回主役が変わりオムニバス作品のようにも感じられる。
見ていて繋がりを感じづらく、前回までの流れを思い出せない。
あれ?どうしてこの人たちこんなに仲良いんだっけ?と思ってしまったりする。
あくまで5話までの感想だが、全体の印象が薄い、散文的なドラマになっている。

1つ興味深かったのは、1話で「男女の友情は成立するのか」という永遠の問い的なテーマを実例で描いていたところ。
多部さん演じるゆくえが、親友の鼓太郎(仲野太賀さん)から、「結婚相手に女友達と会わないでほしいって言われた」と絶縁されるシーンは、ありえるけど理不尽で悲しかった。
本当にいい友人で、2人とも心からの笑顔で楽しそうで、この別れは切なかった。
5話でばったり再会するが、久しぶりでも変わらない空気感がまた良い。
次回も鼓太郎は登場するようなので、この2人のシーンがまた見られると思うと楽しみ。

3. 今日からヒットマン 第3話 遊園地に愛人乱入!?秘密の恋に潜入せよ

おすすめ度:★★★☆☆

今日からヒットマンは相葉雅紀さん主演で、偶然殺し屋の最期に居合わせ 遺志を託された営業マンが、殺し屋ビジネスに巻き込まれ、家族を守るために闘うアクションコメディ。
人を撃つシーンはあるが、過剰なリアルさはなくコメディタッチなので、フィクションとしてライトに見られる。
主人公に遺志を託す伝説のヒットマン(滝藤賢一さん)は序盤で亡くなってしまうが、死に際にヒットマンの心得をいくつか言い残しており、毎回それを思い出しながら敵に応戦するところも面白い。

第3話は、矢作マサルさん演じるカトウという気になる人物が登場する。初めて見る役者さんだが、怪しげで独特な雰囲気が目を惹き、今後注目が集まりそう。
何気なくスタッフロールを見ると、脚本は「ゴッドタン」などバラエティ番組の構成で有名なオークラさん。だからコメディとして気楽に見られるのかと、なんだか納得してしまった。

4. 大奥(2003) 第10話 上様ご出陣!二度と鳴らない鈴・・・

おすすめ度:★★★☆☆

2003年放送の大奥第1シリーズ(池脇千鶴さん主演)が、TVerで配信中。
江戸時代の大奥の女性たちの、時代の裏に隠れた悲喜こもごもの世界が描かれる。
第10話は、いよいよ幕末。将軍・家茂(葛山信吾さん)が亡くなり、慶喜へ代替わりする。ここまで主軸になっていた、輿入れした御台所(安達祐実さん)の孤独や心労、やりたい放題の実成院(野際陽子さん)と大奥総取締の瀧山(浅野ゆう子さん)の対立などの問題が、幕府を揺るがす戦の陰で一旦収まりをつけたよう。
御台所は家茂と束の間の穏やかな時間を過ごすことができ、家茂の死後、生母である実成院と悲しみを分かち合おうとする。
一方、主人公 まるは、幼馴染の慎之介(岡田義徳さん)が軍医として戦に同行していることを心配していた。
無事に再会できるのか。最終話まであと2回。最後まで楽しみ。

5. 名探偵コナン #1103「青春小説に罪の匂い」

おすすめ度:★★★☆☆

名探偵コナンは説明不要の国民的作品。原作は読んでいないが、アニメはほぼ全話視聴している。
現在のオープニングバックの映像で気になるのが、本堂瑛祐がいる点。
アニメでは#429で初登場し、ドジだけど頭がキレる愛嬌のあるキャラクターで、個人的にトップ5に入るくらい気に入っていたが、海外へ行ってしまいもう登場しないのかと残念に思っていた。
が、ここへ来てオープニング映像にいるということは、今後再登場する可能性があるのかもと嬉しくなった。

今回は、わりと正統派の殺人事件。最近ユニークなネタが増えている分、正統派が際立つ。
現場で事件を解くわけではなく、病室での会話を基本に話が進み、刑事がそれぞれ事情聴取した内容を電話で報告してくるなど、要素が散らばって見えた。
セリフだけで説明されてもわかりづらく、特に前半 小五郎が推理するシーンなどは、イラストで補足があると親切だと思った。
謎解き後、犯人が事の顛末や後悔を語り、悪人に目暮警部が忠告するなど、しっかり収束させるところは良かった。

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