【TVer】2023/11/16の感想&おすすめ|大奥(2003)・ONE DAY~聖夜のから騒ぎ・世にも奇妙な物語・ジョンソン・水曜日のダウンタウン

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TVerウォッチャーの縁側です

TVerをこよなく愛する筆者が、独断と偏見で、その日観た番組の感想とおすすめをピックアップして紹介します。
休憩時間にお茶を飲む感覚で、気軽に覗いて、見たい番組の参考にしてください。
ほっと一息のリラックスタイム・休日に、映像コンテンツを楽しみましょう。

ちなみにアイキャッチ画像は、公式の番組ロゴを転用しているのではなく、近いテイストのものをPhotoshopで自作しています。

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2023/11/16(木)のTVer感想&おすすめ番組

2023/11/16(木)にTVerで見た番組の感想を、おすすめ順にお伝えします。

1. 大奥(2003)  第11話 【第二部】将軍の女たち~旅立ちのとき

おすすめ度:★★★★☆

フジテレビ制作の「大奥」第1シリーズがTVerで配信中。
今回はいよいよ最終回。
戦の最中も幕府が負けるとは夢にも思わずのんきだった大奥に、徳川慶喜が舞い戻り、朝廷と薩摩との仲裁を和宮(安達祐実さん)と天璋院(菅野美穂さん)に頼み込んでくる。
危ない状況をようやく理解した大奥の女中たちは、それぞれの里へ逃げて行き、また、最後まで務めをまっとうしようと残る者もいた。

これまでの賑やかできらびやかな大奥と、人が去り空っぽになった大奥との対比が鮮やかで、瀧山(浅野ゆう子さん)が屋敷の中を歩きながら様々な風景を思い出すシーンは、視聴者も一緒になってこれまでのことを思い出せる余白があり、胸にグッと来た。
最後に残った女性たちの覚悟と潔さは、かっこよかった。
大奥最後の時、見ごたえと余韻のあるいい最終回だった。

この後の、天璋院と瀧山、まるの物語も気になる。
当時の放送では、最終回の後に特別編「明治篇」、半年後に「大奥スペシャル」が放送されていたようだが、TVer配信があるかは不明だ。あったらいいなと期待している。

お気に入りポイントいまいちポイント
瀧山がからっぽになった大奥で静かに思いを馳せるシーン
天璋院が賢さと強さを見せる
ハッピーエンドといえる終わり方
特になし

2. ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~ 第6話 12月24日13時23分~14時19分

おすすめ度:★★★☆☆

「ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~」は、二宮和也さん・中谷美紀さん・大沢たかおさんのトリプル主演で、クリスマスイブの一日を1クールで描く連続ドラマ。
そのコンセプトはとても面白いのだが、放送前のCMでは分からなかったため、はっきり言っておいてもらえたらもっと興味を持てたのになと思う。
エンドロールを見ると、「逃亡編」「レストラン編」「地方テレビ局編」の3つに分かれていて、明確に3人それぞれが主役の3つのストーリーがあることがわかる。

ドラマ全体の雰囲気は、小洒落た感じもあるが、どちらかと言うとアンティークのような年季を感じさせる。
特にレストラン編は、ワンシチュエーションなのも手伝って、90年代の三谷幸喜作品のような懐かしさがある。
「聖夜のから騒ぎ」というサブタイトルにもその時代のムードを感じる。

物語は、3人の主人公がそれぞれのシチュエーションで動いていて、正直はじめはとっ散らかってよくわからなかった。
第6話で、ようやく各人物の関連がしっかり見え始め、それなりに面白くなりそうだと思えた。
中谷美紀さん演じる桔梗が気持ちよく報道してくれることを願っている。

ただ、どこに楽しみを置くかというと、誠司(二宮和也さん)は無実の罪を晴らすのだろうし、時生(大沢たかおさん)は無事にディナーを開店するのだろうし、着地点がなんとなく見えていて難しい。
ラストにはすべての伏線を回収するそうなので、ひょっとすると最後まで見終わってから、もう一度初回から見直して伏線を探すのが一番楽しい、というドラマになるのかもしれない。

つかみづらいが、なんとなく楽しめそうな予感はしてきたので、ふんわり期待しておく。

お気に入りポイントいまいちポイント
ミズキ(中川大志さん)がシェフ見習いと勘違いされるシーン特になし

3. 世にも奇妙な物語 ’23秋の特別編

おすすめ度:★★★☆☆

「世にも奇妙な物語」は、フジテレビで番組改変期に放送されているオムニバス形式のスペシャルドラマ。タモリさんがストーリーテラーとして登場し、数本の奇々怪々な物語を紹介する。連続ドラマから数えて30年以上の歴史がある長寿人気番組。
今回は、草彅剛さん主演の「永遠のふたり」、北村一輝さん主演の「地獄で冤罪」、西野七瀬さん主演の「走馬灯のセトリは考えておいて」、溝端淳平「トランジスタ技術の圧縮」の4本。

「永遠のふたり」は、時を止める装置を発明した科学者が、冤罪から逃れて愛する人と一緒に生きるために、装置を使う。時の止まった世界で生涯を過ごすという面白い設定だ。
「地獄で冤罪」は、人道的で信頼の厚い弁護士のもとに、地獄で裁判にかけられているという人物から依頼が届く。
「走馬灯のセトリは考えておいて」は、亡くなった人のアンドロイドを提供するサービスに従事する主人公が、その意義に疑問を持つ。
「トランジスタ技術の圧縮」は、狭小な日本住宅では収納しきれない分厚い本を、圧縮する技術で対決する競技の熱い一戦。

どれも過剰な凄惨さはなく、いい意味で作り物感がある「奇妙な物語」で、楽しめた。
以前はけっこう残酷なラストがあったが、最近は比較的ソフトになっているように感じる。
個人的には大歓迎で、無理やりオチをつけないラストも全然アリだと思う。

「世にも奇妙な物語」は、奇妙という括りがあり、まず設定が面白いので、つい見入ってしまう。短い尺の中で結末までわかる手軽さもいい。
これほど長寿番組になるというのは、とても優れた企画なんだなと感じる。
オムニバスドラマは予算がかかるらしいが、需要があることは間違いない。
最近は、日テレでバカリズムさん脚本のオムニバスドラマ「ノンレムの窓」が恒例になりつつあり、こちらも楽しみにしている。

お気に入りポイントいまいちポイント
怖すぎないラスト
きちんとしたハッピーエンド
気軽に楽しめるフィクション全開の世界
「トランジスタ技術の圧縮」は荒唐無稽すぎてついて行けなかった

4. ジョンソン #4 芝の実家に泊まりに行こう!

おすすめ度:★★★☆☆

「ジョンソン」は、「リンカーン」の後継番組と銘打った次世代芸人による総合バラエティ。
出演は、かまいたち・モグライダー・見取り図・ニューヨークの4組。
前身である「リンカーン」はどんな番組だったかというと、ダウンタウン・さまぁ~ず・雨上がり決死隊・キャイ~ンの4組がレギュラーで、2005年~2013年の8年間、リストランテリンカーン・説教先生・フレンドリーダウンタウンなど毎週様々な企画を放送していた。
特に、ジョンソンの初回スペシャルで行った「芸人大運動会」はリンカーンの名物企画で、レギュラー放送終了後も特番化されていた。

「ジョンソン」は今回放送4回目で、モグライダー・芝さんの実家に泊まりに行くという旅企画。
個人的には、過去3回に比べ、今回が一番面白かった。
街ブラロケや車内トークなど、自然な空気感で進行し、レギュラーメンバー間のやりとりが面白くて笑えた。
街ブラは、一般の方に対して失礼な感じになっていると笑いづらいが、そのあたりもセーフ。
過去3回は、「芸人大運動会」「強運No.1決定戦」「ともしげドッキリ」と企画が前面に立っていて、面白いよりもワチャワチャ感が強く、ドッキリの展開もいまいちで笑いどころが難しかった。

芝さんの地元といえば、愛媛県の山間の集落で、住んでいた当時は最寄りのコンビニまで峠6つ、通学路に獣除けの電気ロープがあるなど、度々エピソードを披露していた”ド田舎”。ご実家は民宿を経営されており「人生の楽園」の取材を受けたこともあるそうだ。
今回は道中の車内トークと松山観光がメインだったが、次回はいよいよ実家の民宿に着くようなので、楽しみ。

お気に入りポイントいまいちポイント
芝さんの実家に泊まりに行くという企画
レギュラーメンバーのやりとりが面白い
地元の方々も楽しそう
特になし

5. 水曜日のダウンタウン 犯人を見つけるまでミステリードラマの世界から抜け出せないドッキリ、めちゃしんどい説 第2弾~完結編

おすすめ度:★★☆☆☆

今回の「水曜日のダウンタウン」は、先週放送した「犯人を見つけるまでミステリードラマの世界から抜け出せないドッキリ、めちゃしんどい説 第2弾」、別名「名探偵津田 第2弾」の完結編。
前回から楽しみにしていたが、正直、完結編は期待したほどではなかった。

第1弾は、一応ミステリードラマの世界という体を保っていて、それっぽいことがとにかく起こり、推理に必要なネタを集めて解決へとこぎつけたが、
今回はお遊びのバラエティ要素も多く、ミステリーと関係ない部分で引き延ばしている感が強かった。
それだけならまだしも、重要な疑惑の部分を「ただのミス」と片付けてしまったのにはがっかりした。
ミステリードラマの体が崩れて、説の検証自体が崩れたように感じた。

良かったのは、今回2人目の探偵として、みなみかわさんが途中から合流し、お互いの知っている情報を組み合わせたところ。
津田さんの言葉足らずな推理をみなみかわさんがフォローするのも良かった。

村を借りるほどのスケール感はなくていいので、第1弾のようにストレートな「犯人を見つけるまでミステリードラマの世界から抜け出せないドッキリ」が見たいと思った。

お気に入りポイントいまいちポイント
2人が情報を合わせて謎を解く
疑惑ポイントを「ただのミス」で処理
引き延ばし感
ミステリードラマの世界にありえない悪ノリ感
仕掛け人の演技がグズグズ
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